経営学百年
鳥瞰と未来展望

経営学史学会 編
 

経営学史学会年報 第7輯〉
定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判並製 276頁
ISBN 978-4-8309-4361-4(4-8309-4361-0)
2000年5月発行
在庫あり

およそ百年前に生まれ,20世紀社会とともに歩みつづけてきた経営学の歴史を顧み,学の方法と対象,人間,技術,情報,倫理・責任,国際化,そして日本的経営等の問題を掘り下げ,浮き彫りにし,経営学の諸領域の特質を明らかにする。同時にそれを通してこれからの経営学発展の為の展望を切り開く。各分野の著名な研究者による全18章の力編。

主要目次
  • <主要目次>Ⅰ 経営学百年 1.経営学の主流と本流(三戸 公) 2.経営学における学の世界性と経営学史研究の意味(村田晴夫) 3.マネジメント史の新世紀(ダニエル・A・レン) Ⅱ 経営学の諸問題  4.経営学の構想(万仲脩一) 5.ドイツ経営学の方法論吟味(清水敏允) 6.経営学における人間問題の理論的変遷と未来展望(村田和彦) 7.経営学における技術問題の理論的変遷と未来展望(宗像正幸 )8.経営学における情報問題の理論的変遷と未来展望(伊藤淳巳・下﨑千代子) 9.経営学における倫理・責任問題の理論的変遷と未来展望(西岡健夫) 10.経営の国際化問題について(赤羽新太郎) 11.日本的経営論の変遷と未来展望(林 正樹) 12.管理者活動研究の理論的変遷と未来展望(川端久夫) Ⅲ 経営学の諸相 13.M・P・フォレット管理思想の基礎(杉田 博) 14.科学的管理思想の現代的意義(藤沼 司) 15.経営倫理学の拡充に向けて(岩田 浩) 16.H・A・サイモンの組織論と利他主義モデルを巡って(髙 巖) 17.組織現象における複雑性(阿辻茂夫) 18.企業支配論の一考察(坂本雅則)