アンソフ

経営学史学会 監修/庭本佳和 編著
 

経営学史叢書 第Ⅸ巻〉
定価 1,650円(税込)本体1,500円
四六判並製 210頁
ISBN 978-4-8309-4739-1(4-8309-4739-X)
2012年12月31日発行
在庫あり
経営学の戦略論的転回と展開、ここに始まる

経営学の戦略論的転回を果たしたアンソフは、さらにそれを組織論的に展開して「戦略経営論」を確立した。批判者からも「戦略経営の父」と尊称されたアンソフ。本書は、彼の戦略論に、その人と全理論体系から迫り、描き出した全貌をコンパクトな1冊に収めた、わが国初めての書である。極論すれば、この1冊で経営戦略論がほぼすべてわかる。

主要目次
  • まえがき(庭本 佳和)
  • 序章 経営学に新しい風を吹き込んだアンソフ―経営理論の戦略論的転回と学説的軌跡―(庭本 佳和)
  • 第一章 多角化戦略で会社を成長させよう―環境変化と経営戦略論の形成:『企業戦略論』(一九六五)を中心に―(原  敏晴)
  • 第二章 組織の重要性と慣性の発見―『戦略経営論』の先見性と現代の研究への視座―(宇田川元一)
  • 第三章 組織的環境適応と戦略経営論の深化―『戦略経営の実践原理』(一九八四)を中心に―(松嶋  登)
  • 第四章 アンソフ戦略論への批判―H・ミンツバーグのクラフティング戦略論を軸に―(福島 英史)
  • 第五章 経営戦略論の現在―アンソフの遺産と競争戦略―(沼上  幹)
  • 終章 まだまだ手離せない―アンソフ戦略論の射程:CSR・社会戦略の展開―(庭本 佳和)
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広告掲載「週刊読書人」2023.7.28
 「週刊読書人」2023.7.28に広告掲載いたしました。

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書評:『経営学史叢書(全14巻)』
 『週間読書人』2013年9月13日号に書評が掲載されました(「現在形の経営学説史の魅力―もっとも「現場」に近い臨床的な学問―」鈴木秀一氏)。

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掲載誌紹介:『経営学史叢書(全14巻)』
 『図書新聞』2013年7月27日号にて紹介されました。

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 『図書新聞』2013年7月27日号にて紹介されました。