経営学研究のフロンティア

経営学史学会 編
 

経営学史学会年報 第5輯〉
定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判並製 260頁
ISBN 978-4-8309-4295-2(4-8309-4295-9)
1998年5月発行
在庫あり

フロンティアとは辺境・開拓線のことであり,科学の最先端・未開拓分野・新分野を意味する。理論の最先端と実践における問題意識とがどう切り結ぶのかを問い,また欧米の主要学説を捉えなおし,新解釈や現代的意義の再評価を図る。

主要目次
  • <主要目次>Ⅰ.日本の経営者の経営思想〔1.日本の経営者の経営思想―清水龍瑩 2.日本企業の経営理念にかんする断想―森川英正 3.日本型経営の変貌―川上哲郎〕 Ⅱ.欧米経営学研究のフロンティア〔4.アメリカにおけるバーナード研究のフロンティア―高橋公夫 5.フランスにおける商学・経営学教育の成立と展開(1819年-1956年)―日高定昭 6.イギリス組織行動論の一断面―幸田浩文 7.ニックリッシュ経営学変容の新解明―森哲彦 8.E・グーテンベルク経営経済学の現代的意義―高橋由明 9.シュマ-レンバッハ「共同経済的生産性」概念の再構築―永田誠 l0.現代ドイツ企業体制論の展開―海道ノプチカ〕 Ⅲ.現代経営・組織研究のフロンティア〔11.企業支配論の新視角を求めて―片岡進 12.自己組織化・オ-トポイエーシスと企業組織論―長岡克行 13.自己組織化現象と新制度派経済学の組織論―丹沢安治〕 Ⅳ.文献