アウンサンスーチー政権下のミャンマー経済
最後のフロンティアの成長戦略

工藤年博・大木博巳・国際貿易投資研究所 編著

定価 3,520円(税込)本体3,200円
A5判並製 224頁
ISBN 978-4-8309-5061-2(4-8309-5061-7)
2020年2月10日発行
在庫あり

2016年、アウンサンスーチー政権の誕生で世界の注目を集めたミャンマー。現在、民主化のユーフォリアは終わり、経済は踊り場を迎えている。経済活性化のための取り組みは何か。本書はこれまでの経済政策を検証し、ミャンマー経済が再び成長を加速するには、インフラ整備や人材育成、法制度の確立など「第二段階の改革」が必要と提言する。

主要目次
  • はしがき
  • 第1章 ミャンマーの対外貿易の課題―貿易拡大のチャンスをつかめるか―
  • 第2章 ミャンマーの投資環境動向と展望―ラスト・フロンティアからの飛躍シナリオ―
  • 第3章 タイ・ベトナム企業,対ミャンマー投資を拡大―新興国企業の参入で市場争奪戦が激化―
  • 第4章 ミャンマーとインド,中国との連結性,貿易・投資―ミャンマーの戦略的価値―
  • 第5章 ミャンマーの陸路インフラおよび隣国3カ国との連結性の現状
  • 第6章 拡大するミャンマーの衣類輸出とLDC(途上国)卒業に向けての課題
  • 第7章 産業人材育成の現状と課題
  • 第8章 民政移管後のミャンマー経済―踊り場からの脱却へ向けて―