高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序
現状と課題、展望

石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著

〈シリーズ:検証・アジア経済 2〉
定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判並製 248頁
ISBN 978-4-8309-5236-4(4-8309-5236-9)
2023年9月30日発行
在庫あり
アジアの地政学的リスクをどう読み解くか!

激化する米中対立。今や経済摩擦から技術、軍事にわたる覇権争いへと化し、長期化の様相を呈す。高まる地政学的リスクに直面し経済安全保障の強化が不可避となる中、アジアの国々と企業はどのような立ち位置をとり、具体的にいかなる対応を迫られているのか。本書は、米中対立に揺らぐアジアの通商秩序の現状と課題、展望について多角的に考察。

主要目次
  • 第Ⅰ部 高まる地政学的リスクとアジア
  •  第1章 地政学的リスクとASEANの立ち位置
  •  第2章 米国の対中通商政策の課題
  •  第3章 習近平「新時代」の中国の行方
  •  第4章 米中デカップリングとサプライチェーン再編
  •  第5章 G7と中露の対立でカギを握るインド
  • 第Ⅱ部 不透明性を増すアジアの経済連携の行方
  •  第6章 厳しい世界経済下のRCEPとASEAN―RCEPの発効とASEANの役割―
  •  第7章 CPTPPの新規加盟をめぐる政治経済学
  •  第8章 IPEFの課題と展望
  •  第9章 揺らぐアジアの生産ネットワークと日本企業
  •  第10章 東アジアの経済統合と経済安全保障―東アジア各国の対応と課題―
  • 第Ⅲ部 アジアのニューノーマル(新常態)への課題
  •  第11章 「改革開放」に依存する中国の産業集積政策と一帯一路建設
  •  第12章 サプライチェーン強靭化に向けた韓国政府の取り組み
  •  第13章 アジアのデジタル貿易の進展―ICT関連財貿易とデジタル関連サービス―
  •  第14章 アジアの通商秩序を支える域内通貨・金融体制の行方
  •  第15章 国際秩序の大変革と日本の経済安全保障の課題
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書評掲載『高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序』
 月刊誌「改革者」2024年1月号にて、石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序―現状と課題、展望―』の書評が掲載されました。

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新刊紹介『高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序』
 「国際貿易」2023年12月5日号にて、石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序―現状と課題、展望―』が紹介されました。

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新刊紹介『高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序』
 「西日本新聞」2023年11月25日朝刊にて、石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序―現状と課題、展望―』が紹介されました。

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