国際私法原論【第二版】

笠原俊宏著

定価 3,850円(税込)本体3,500円
A5判上製 292頁
ISBN 978-4-8309-5163-3(4-8309-5163-X)
2022年4月15日発行
在庫あり
現代法の基本理念から国際私法理論を究めた第二版

実質私法の変容を反映した今日の先進的国際私法の基本原則を踏まえ、優遇主義の立場から現代化の指導理念の下にわが国国際私法の現行実定法の解釈・適用の柔軟化を探究し、また、人事訴訟法及び家事事件手続法の改正に伴う新たな国際裁判管轄規則を解説し、比較法的観点から諸外国における近時の法典化及び改正の動向について具体的に論及する。

主要目次
  • 第1章 国際私法序説
  • 第2章 国際私法における利益衡量
  • 第3章 最密接関連性の原則
  • 第4章 両性平等の原則
  • 第5章 国際私法における弱者利益の保護
  • 第6章 当事者意思の尊重
  • 第7章 国際私法の構造
  • 第8章 準拠法の指定
  • 第9章 準拠法の適用
  • 第10章 人事
  • 第11章 法律行為一般
  • 第12章 物権
  • 第13章 契約
  • 第14章 法定債権
  • 第15章 債権債務関係
  • 第16章 婚姻関係
  • 第17章 離婚
  • 第18章 登録パートナーシップ
  • 第19章 親子関係
  • 第20章 養子縁組
  • 第21章 親子間の法律関係
  • 第22章 後見・保佐・補助
  • 第23章 扶養義務
  • 第24章 相続関係
  • 第25章 遺言
  • 第26章 国際的裁判管轄権
  • 第27章 外国裁判の承認