ポスト・ブレグジットのイギリス金融
政策・規制・ペイメント

斉藤美彦 著

定価 2,860円(税込)本体2,600円
四六判並製 226頁
ISBN 978-4-8309-5147-3(4-8309-5147-8)
2021年12月15日発行
在庫あり

ダイナミックな変化を継続するシティとイギリス金融!ブレグジットおよびコロナ禍はそれにどのような影響をもたらすのか?イングランド銀行の量的緩和からの出口政策の変化、リスク遮断を目指すリングフェンス規制の制定と金融機関の対応、さらにはペイメントにおけるデビットカード利用の急伸等の近年の変化について検討し、将来を展望する。

主要目次
  • 序章 ポスト・ブレグジットとシティ
  • 第Ⅰ部 中央銀行・金融政策
  • 第1章 危機とイングランド銀行のバランスシート―新型コロナ危機対応を中心に
  • 第2章 イングランド銀行によるバランスシート政策の発見
  • 第3章 本格化する中央銀行デジタル通貨導入に向けての動き―イングランド銀行のディスカッションペーパーの検討
  • 補章 内生的貨幣供給説としての「日銀理論」:再論
  • 第Ⅱ部 金融規制・ペイメント・住宅金融
  • 第4章 リテール・リングフェンス規制の成立とリングフェンス銀行の経営
  • 第5章 リテールペイメントの変化の波
  • 第6章 「金融化」時代におけるイギリス住宅金融の変化