組織学への道

岸田民樹 編著
 

定価 2,750円(税込)本体2,500円
A5判上製 208頁
ISBN 978-4-8309-4829-9(4-8309-4829-9)
2014年10月31日発行
在庫あり
組織学のさらなる展開に向けて提示する力編

人間→組織→環境という因果関係をもつ組織生成(Organizing)の理論と、環境→組織→人間という正反対の因果関係をもつ構造統制(Organized)の理論を、継時的・共時的に統合した理論体系としての「組織学」を、階層、作業組織、経営組織、組織間関係、制度の5つの分析レベルに適用して、複雑な現実の全体を理論的・統合的に説明する道を示唆。

主要目次
  • 第1章 組織と階層
  • 第2章 組織生成と構造統制―OrganizingとOrganized―
  • 第3章 社会-技術システムと作業組織の生成・発展―Work OrganizingとWork Organized―
  • 第4章 高信頼性組織の構造統制と組織化―ノーマル・アクシデント理論と高信頼性理論の統合的考察―
  • 第5章 組織間関係の生成と統制―NetworkingとNetworked―
  • 第6章 制度と実現―制度の生成と統制―
  • 終章 組織学のさらなる展開に向けて