編者紹介

［編著者］

伊集院 敦（イジュウイン アツシ）

日本経済研究センター首席研究員　（序文・終章）
早稲田大学卒業後，日本経済新聞社に入社。
ソウル支局長，政治部次長，中国総局長，編集委員などを経て現職。
ジョージワシントン大学客員研究員などを歴任。
専門は東アジアの国際関係，経済安全保障，中国・朝鮮半島の政治経済。
近著に『東アジア最新リスク分析』（共編著，日経BP 日本経済新聞出版本部），『米中分断の虚実』（共編著，日経BP日本経済新聞出版本部），『朝鮮半島の地経学　「新冷戦」下の模索』（共編著，文眞堂），『金正恩時代の北朝鮮経済』（共編著，文眞堂）などがある。
『アジアの経済安全保障』（共編著，日経BP 日本経済新聞出版）を2023年6月に出版予定。

執筆者紹介

［著者］

恩地 洋介（オンチ ヨウスケ）

日本経済新聞社 政治・外交グループ部次長 前ソウル支局長　（第１章）

細川 幸太郎（ホソカワ コウタロウ）

日本経済新聞社 ソウル支局記者　（第２章）

甲原 潤之介（コウバラ ジュンノスケ）

日本経済新聞社 ソウル支局記者 安全保障エディター　（第３章）

飯村 友紀（イイムラ トモキ）

（公財）日本国際問題研究所 研究員　（第４章）

柳 学洙（Lyu Hak Su）

北九州市立大学 准教授　　（第５章）

今村 弘子（イマムラ ヒロコ）

富山大学 名誉教授　（第６章）

竹内 舞子（タケウチ マイコ）

経済産業研究所コンサルティングフェロー　（第７章）
（前国連安保理北朝鮮制裁委専門家パネル委員）

李 燦雨（リ チャンウ）

日本経済研究センター 特任研究員　（第８章）
帝京大学 准教授

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 第１章　動き出した尹錫悦政権の経済安保―日米韓基軸の先端技術協力
• 第２章　「脱中入米」強める韓国財閥―政権交代と中国事業の苦境も契機に
• 第３章　新境地を開く韓国の防衛産業―米欧・中ロ対立で増す役割
• 第４章　「南北協力」から「非核化」への発展なるか―尹錫悦政権「大胆な構想」に関する試論
• 第５章　自力更生路線と内向きの経済改革の推進―外部の影響排除を目指す金正恩政権
• 第６章　「新冷戦」下の中朝・ロ朝関係―経済的に中国への依存が続く北朝鮮
• 第７章　巧妙化する北朝鮮の外貨・物資・技術調達―国連制裁の現状と課題
• 第８章　経済安保の観点から見た北朝鮮経済―供給網の新旧比較と今後の課題
• 終　章　ポスト「冷戦後」の日韓・日朝経済関係―経済安保の展開と未来創造