著者紹介

［著者］

櫻井 雅充（サクライ タダミツ）

1983 年　宮城県に生まれる
2006 年　東北大学経済学部経営学科卒業
2012 年　神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程単位修得退学
2012 年　広島経済大学経済学部経営学科助教
2015 年　博士（経営学）（神戸大学）
2015 年　広島経済大学経済学部経営学科准教授
2016 年　中京大学経営学部准教授
専攻：人的資源管理（人材マネジメント）論，経営組織論
主要著作
「育児休業取得を通じた父親としてのアイデンティティ形成と働き方の変化」（共著）安藤史江編著『変わろうとする組織 変わりゆく働く女性たち：学際的アプローチから見据える共幸の未来』晃洋書房，2020 年。
「HRM が構成する現実：ERP パッケージ導入を通じた給与計算業務改革」（共著）『日本情報経営学会誌』第34 巻第2 号，2014 年。
「HRM 研究における研究成果の有用性を巡る一考察：プラグマティズムの真理観を手掛かりにして」『経営学の思想と方法 経営学史学会年報 第19輯』文眞堂，2012 年。

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 序章　本書の主題
• 第Ⅰ部　日本の組織における人材マネジメントの展開と従業員のアイデンティティ形成
• 第1章　日本の組織における従業員に対する管理の展開
• 第2章　人材マネジメント研究の展開と従業員のアイデンティティ形成へのアプローチ
• 第Ⅱ部　日本の組織における人材マネジメントを通じた従業員の人材化の事例
• 第3章　成果主義賃金制度導入による自律型人材生成のための管理実践
• 第4章　ERPパッケージ導入による質の高い仕事を担う人材の生成
• 第5章　プロジェクト組織の導入による企業DNAをもつ攻めの人材の生成
• 第Ⅲ部　人材マネジメントの文脈におけるWLB推進を通じた従業員のアイデンティティ形成の事例
• 第6章　女性従業員の雇用形態に応じたWLB実践
• 第7章　イクボスとしての内省
• 第8章　育児休業取得後の男性職員における変化
• 第9章　事例に基づく議論
• 結章　結論と含意