組織の問題は環境の認知にある。活動領域の拡大と身体的な変化によって,内的要求と外的規制とを調整してきた自我構造が作動しなくなり,自らの性格構造を根本から転換を余儀なくされる危機的所見が組織に認められる。本書は時代の臨界的な環境(制度)を正しく認知し,環境の取得と組織構造を再構成していく組織過程を「制度理論」の展開と事例研究から解明。労作。
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