広範かつ多様なドラッカーの世界。そもそもドラッカーは何をめざし、いかに模索したのか。彼における「新しい社会」、「新しい人間」、そして「マネジメント」とは何か?生涯にわたる著書の展開にみる蹉跌と成長、執念と迷走。今改めてドラッカーを内在的に読み込み、見過ごされてきた思想的枠組みを指摘して、ドラッカー研究の新しい地平を拓く。