危機の中の境界地域
理論・政策・実践

川久保文紀 編著

定価 3,850円(税込)本体3,500円
A5判上製 0頁
ISBN 978-4-8309-5323-1(4-8309-5323-3)
2026年3月31日発行
2026年4月8日発売予定
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本書の目的は、境界地域の現場、言い換えれば、国境の最前線こそが、領土ナショナリズムの隘路を打開するという認識のもと、政治的な文脈で客観的に分析することが困難な領土・国境問題を理論的かつローカルな文脈で相対化することである。一般的に、境界地域は地理的辺境と考えられる傾向があるが、本書では、空間を超えた越境や協力を通じて常に新しい現象や関係性を生成させる創造空間と捉えている。

主要目次
  • 第Ⅰ部 理論から考える
  • 第1章 領土国家と境界地域―理論的アプローチを中心に―
  • 第2章 グローバルリスク研究と国境島嶼―ボーダースタディーズの足場から―
  • 第Ⅱ部 政策から考える
  • 第3章 境界地域をめぐる国民保護法制―政府間関係の視点から―
  • 第4章 日本の国境離島に関する政策評価―行政事業レビューを手掛かりに―
  • 第5章 危機と自立のはざまに立つ境界自治体―対馬・稚内の議会議論にみる地域外交の変容―
  • 第Ⅲ部 実践から考える
  • 第6章 境界地域としての離島を舞台とした課題解決型学習(PBL)とリスク対応の検討―長崎県立大学における実践を手がかりに―
  • 第7章 パラレル・ワールドの向こう側―北方領土に流れる異なる時間
  • 第8章 ボーダーツーリズム私の10年