開発経済学は今、大きな岐路に立たされている。それは元来、途上国固有の問題と考えられていた低成長、環境破壊、不平等、ジェンダー、政治腐敗など、多くの問題が先進国でも起きているからだ。本書は、開発経済学の誕生から今日までの過程を、各時代の世界政治・経済状況を見据えながら分析し、開発経済学が今日、直面している課題について解説している。
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