ピアノ 技術革新とマーケティング戦略
楽器のブランド形成メカニズム

大木裕子 著
 

定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判上製 200頁
ISBN 978-4-8309-4869-5(4-8309-4869-8)
2015年7月20日発行
在庫あり
ピアノを主に楽器市場のブランド形成を視る

本書は、欧州で発達したピアノが,米国に移り,さらに日本のピアノ・メーカーによって広く普及するようになった変遷を示すとともに,楽器メーカーの技術革新とマーケティング戦略に着目、ピアノを主力とするブランド形成メカニズムを経営学の視点から論じている。各メーカーが激しい競争の中で、個性豊かな楽器製造を続けてきたことがわかる書。

主要目次
  • 第1章 欧米ピアノ・メーカーの歴史的変遷
  • 第2章 スタインウェイの技術経営とブランドマネジメント
  • 第3章 製品アーキテクチャ論から見たヤマハの楽器製造
  • 第4章 ヤマハのブランド・マネジメント~ザ・サウンドカンパニー“YAMAHA”のブランド・パーソナリティ~
  • 第5章 The Art of Making Musical Instruments: Why only YAMAHA could be a big company?
  • 第6章 Marketing Strategy of YAMAHA Corporation: “Brand” or “Bunand”?
  • 第7章 スタインウェイとヤマハの戦略の違い