大震災からの復興と地域再生のモデル分析
有効な財政措置と新産業集積の形成

徳永澄憲・沖山充 編著
 

定価 4,400円(税込)本体4,000円
A5判並製 342頁
ISBN 978-4-8309-4833-6(4-8309-4833-7)
2014年9月1日発行
在庫あり
復興への道をシミュレーション分析により解明・提言!

未曽有な被害をもたらした東日本大震災から3年が過ぎた今、被災地の地域経済が抱えている諸課題の解決にとって、有効な財源措置とはどうあるべきかを明らかにするとともに、被災地の地域再生には通常の産業振興策だけでは十分ではなく、イノベーションを伴う新産業集積の形成が不可欠であることをシミュレーション分析により解明・提言。

主要目次
  • 第1章 大震災からの復興・地域再生の経済分析
  • 第2章 2地域間社会会計表を用いた大震災による経済損失の波及効果分析
  • 第3章 3地域間社会会計表を用いた大震災の経済損失と復興財政措置の波及効果分析
  • 第4章 2地域間応用一般均衡モデルによる自動車産業の負の供給ショック分析
  • 第5章 2地域間応用一般均衡モデルによる復興・地域再生に関する分析
  • 第6章 動学的2地域間応用一般均衡モデルによる新自動車産業クラスター形成の経済効果分析
  • 第7章 動学的応用一般均衡モデルによる持続可能な漁業・水産加工クラスター形成の経済効果分析
  • 第8章 多地域間産業連関表を用いた大震災による人口減少の経済影響分析
  • 第9章 NEGモデルを用いた巨大地震による労働移動の経済分析
  • 終章 結論と政策的含意