21世紀の多国籍企業
アメリカ企業の変容とグローバリゼーションの深化

関下 稔 著
 

定価 4,070円(税込)本体3,700円
A5判上製 396頁
ISBN 978-4-8309-4764-3(4-8309-4764-0)
2012年9月10日発行
在庫僅少

21世紀におけるアメリカの競争力強化策の新たな展開を踏まえ、アメリカ多国籍企業が製造業から知財中心の知識集積体へと大きく変容している様子を、国際直接投資ポジション、企業内貿易の三形態、研究開発投資とその果実、財務諸表分析、さらにはオフショアリング(人材と業務の国際展開)の検討を通じて包括的かつ創造的に展開した待望の書。前著『現代多国籍企業のグローバル構造』、『多国籍企業の海外子会社と企業間提携』に継ぐ第三作、4部13章から成る力作。

主要目次
  • 第1部 21世紀のアメリカ競争力強化思想の軌跡
  •  第1章 21世紀のアメリカ競争力強化思想の旋回:「イノベートアメリカ」の衝撃
  •  第2章 先端産業の苦悩と再生への模索:「アメリカ競争力法」への多様な道のり
  •  第3章 オバマ政権の競争力強化策:巻き返しは果たして可能か
  • 第2部 21世紀の多国籍企業の基本構造と展開
  •  第4章 多国籍企業の基本構造
  •  第5章 知識集積体の誕生:「知識資本」・知識労働・グッドウィル
  •  第6章 製造業のサービス化と「サービスサイエンス」の虚実
  • 第3部 アメリカ多国籍企業の変容:国際直接投資分析と財務分析
  •  第7章 21世紀アメリカの国際直接投資ポジション
  •  第8章 研究開発(R&D)投資とその果実(R&F)
  •  第9章 企業内貿易:再加工用部品主導型貿易
  •  第10章 アメリカ多国籍企業の親会社と海外子会社の全体像:財務分析
  • 第4部 グローバル化の進展とサービス化の深化
  •  第11章 海外子会社のR&D活動と途上国
  •  第12章 アメリカ多国籍企業の企業内人材移動:H–1B/L–1ビザの活用
  •  第13章 アメリカ多国籍企業のオフショアアウトソーシング"
お知らせ

書評:『21世紀の多国籍企業』
 『世界経済評論』2013年3/4月号に書評が掲載されました(評者 山川俊和氏)。

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書評:『21世紀の多国籍企業』
 『経済』新日本出版社 No.211(2013年3月8日発売)に書評が掲載されました(評者:夏目啓二氏)。

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書評:『21世紀の多国籍企業』
 『エコノミスト』2013年2月5日号に書評が掲載されました(「膨張と空洞化が進む米国製造業のジレンマ」中尾茂夫氏)。

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書評:『21世紀の多国籍企業』
 『世界経済評論』2013年3/4月号に書評が掲載されました(評者 山川俊和氏)。

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書評:『21世紀の多国籍企業』
 『経済』新日本出版社 No.211(2013年3月8日発売)に書評が掲載されました(評者:夏目啓二氏)。

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書評:『21世紀の多国籍企業』
 『エコノミスト』2013年2月5日号に書評が掲載されました(「膨張と空洞化が進む米国製造業のジレンマ」中尾茂夫氏)。