執筆者紹介

［編著者］

馬越 恵美子（マゴシ エミコ）

（はしがき，第4 章，あとがきに代えて）
異文化経営学会会長・桜美林大学名誉教授
主要著作：『ダイバーシティ・マネジメントと異文化経営』新評論，2011 年。“Diversity management and the effects on employees’ organizational commitment: Evidence from Japan and Korea” Journal of World Business, Volume 44, No. 1. 2009（国際ビジネス研究学会2009 年度学会賞受賞）

内田 康郎（ウチダ ヤスロウ）

（はしがき，第13 章）
兵庫県立大学大学院社会科学研究科教授
主要著作：「知財の無償化と国際ビジネスの業際化」浅川和宏・伊田昌弘・臼井哲也・内田康郎監修／多国籍企業学会著『未来の多国籍企業：市場の変化から戦略の革新、そして理論の進化』文眞堂，2020 年
“International Standardization of the New Technology Paradigm: A Strategy for Royalty-Free Intellectual Property” in John Cantwell, & Takabumi Hayashi(eds.). Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems. Springer. 2019

［著者］

矢野 和男（ヤノ カズオ）

（第1章）
株式会社日立製作所フェロー／株式会社ハピネスプラネット代表取締役
主要著作：『予測不能の時代：データが明かす新たな生き方・企業そして幸せ』草思社，2021年
『データの見えざる手：ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』草思社，2014年

髙橋 俊一（タカハシ トシカズ）

（第2章）
立正大学経営学部准教授
主要著作：「移民起業家によるグローバルイノベーションに関する研究（2）～在タイ日本人移民起業家の事例～」『立正経営論集』第56巻第1号，2023 年9月「移民起業家によるグローバルイノベーションに関する研究（1）～対象とする移民起業の定義とパイロット調査～」『立正経営論集』第55巻第2号，2023年3月。

寺﨑 新一郎（テラサキ シンイチロウ）

（第3 章）
立命館大学経営学部准教授
主要著作：『インタビュー調査法の基礎：ロングインタビューの理論と実践』千倉書房，2022年
『多文化社会の消費者認知構造：グローバル化とカントリー・バイアス』早稲田大学出版部，2021年

松田 千恵子（マツダ チエコ）

（第5章）
東京都立大学大学院経営学研究科教授
主要著作：『サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化』日経BP社，2021年
『グループ経営入門　第4版』税務経理協会，2019年

古沢 昌之（フルサワ マサユキ）

（第6章）
近畿大学経営学部教授
主要著作：『「現地採用日本人」の研究―在中国日系進出企業におけるSIEs（self-initiatedexpatriates）の実相と人的資源管理―』文眞堂，2020年（多国籍企業学会第11回学会賞（入江猪太郎賞）受賞，2020年；国際ビジネス研究学会2020年度学会賞（単行本の部）受賞，2020年）『グローバル人的資源管理論―「規範的統合」と「制度的統合」による人材マネジメント―』白桃書房，2008年（日本公認会計士協会第37回学術賞―MCS賞受賞，2009年；多国籍企業学会第1回学会賞受賞，2010年）

古川 千歳（フルカワ チトセ）

（第7 章）
愛知大学経営学部准教授
主要著作：“Dynamics of a critical problem-solving project team and creativity in a multipleproject environment” Team Performance Management,Vol.22,1/2.2016
「比較分析：グローバルソフトウエアサポート組織の機能別多国籍チームにおける集団意識とダイバーシティ認識」『国際ビジネス研究』第4巻2号，2012年

平林 信隆（ヒラバヤシ ノブタカ）

（第8章）
共栄大学国際経営学部教授
主要著作：『世界水準のホスピタリティ：組織行動学から見た理論と実践』（編著）デザインエッグ社，2022年（グローバルビジネス学会2022年度学会賞受賞）『多文化理解と異文化コミュニケーション：多国籍学生チームと共に学んだ理論と実践』創成社，2019年

薄上 二郎（ウスカミ ジロウ）

（第9章）
青山学院大学経営学部教授
主要著作：『地域ブランドのグローバル・デザイン』白桃書房，2020年
『テキスト経営学入門―研究方法論から企業のグローバル展開まで―（第2版）』中央経済社，2010年

池上 重輔（イケガミ ジュウスケ）

（第10章）
早稲田大学ビジネススクール教授
主要著作：『インバウンド・ルネッサンス　日本再生』（編著）日本経済新聞社，2021年
『シチュエーショナル・ストラテジー』中央経済社，2016年

古川 裕康（フルカワ ヒロヤス）

（第12章）
明治大学経営学部専任准教授
主要著作：『グローバル・マーケテイング論』文眞堂，2021年
『グローバル・ブランド・イメージ戦略：異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』白桃書房，2016年（異文化経営学会賞（著書の部：2017年度）受賞）

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 第1章　幸せで生産的な人・組織の「ファクターX」（矢野和男）
• 第2章　異文化経営論の理論と学説（髙橋俊一）
• 第3章　国民文化から生じるステレオタイプ研究―カントリー・オブ・オリジンに注目して（寺﨑新一郎）
• 第4章　インクルージョン＆ダイバーシティ＆ハピネス―企業4社の事例を中心に（馬越恵美子）
• 第5章　コーポレートガバナンスとサステナブル経営―その現状と未来（松田千恵子）
• 第6章　日本企業における国際人的資源管理の最前線―サントリーの事例研究（推進体制・施策・成果）（古沢昌之）
• 第7章　国際プロジェクトチームの多文化マネジメント―コミュニケーションと信頼の視点から（古川千歳）
• 第8章　組織マネジメントにおけるパーソナリティ特性―その測定と活用（平林信隆）
• 第9章　職場のタトゥー・ボディピアス―日本の組織が直面する人的資源管理上の新しい課題と変革の方向性（薄上二郎）
• 第10章　グローバルリーダーシップ―理論と日本企業の実践（池上重輔）
• 第11章　「両利きのリーダーシップ」と「日本的統合型モノづくり戦略」との親和性―内なるHERO（HERO within）の覚醒に向けて（鈴木仁里）
• 第12章　グローバル・マーケティングによる共通性と異質性の文化マネジメント（古川裕康）
• 第13章　異業種連携に基づくイノベーション―普及のためのビジネスモデル（内田康郎）