未曾有の経済危機の状況下,且つ企業不祥事の続発する中,経営を根本から見直すべき必要が生じている。本書はそれに対応し,経営哲学を基礎概念から見直し,再構築へ向けて考察するものである。京都大学京セラ経営哲学寄附講座のスタッフによる2年間の研究報告であり,持続する研究活動の現時点での成果を広く世に問う一書。