本書は,収益性が低いとされてきた日本の石油産業の中で,長期にわたって安定した利益を維持した東亜燃料工業(東燃)に注目し,中原延平・伸之という二人の経営者が発揮したアントレプレナーシップを通じて,東燃の高収益化実現メカニズムを解明。長期的な経営分析とアントレプレナーシップ研究から,普遍の成功法則を導き出す。