バブル崩壊、アジア通貨危機、サブプライムローン問題の経験から、負債金融に依存しすぎた投資・投機活動を疑問視する。その上で、共助社会を象徴するベンチャービジネス、ソーシャルビジネスの収穫逓増型・生産活動に期待をかけ、市民グループ、NPO・NGO、地域金融機関、地方・中央政府の協業を基盤とする金融システム構築の必要性を説く。