コルプス・ミスティクムとは何か
教会・国家・株式会社を貫く団体の概念

中條秀治 著

定価 4,620円(税込)本体4,200円
A5判上製 330頁
ISBN 978-4-8309-5086-5(4-8309-5086-2)
2020年4月25日発行
在庫あり
著者紹介
[著者]
中條 秀治(チュウジョウ ヒデハル)

1977 年 早稲田大学商学部卒業
1979 年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程前期修了
1984 年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程後期単位取得退学
中京大学商学部専任講師
現在 中京大学経営学部教授,博士(商学)早稲田大学
専攻 経営組織論・経営管理論
著書 『オーガニゼーショナル・ビヘイヴィア』(単著),文眞堂,2019 年
『株式会社新論』(単著),文眞堂,2005 年
『組織の概念』(単著),文眞堂,1998 年(「組織学会賞」受賞)
『経営哲学の授業』(共著),PHP 研究所,2012 年
『経営学の現在』(共著),文眞堂,2007 年
『企業組織とグローバル化』(共著),世界思想社,2006 年
『経営哲学とは何か』(共著),文眞堂,2003 年
『戦略組織論の構想』(共著),同文館,1999 年

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 コルプス・ミスティクムとは何か
  • 第2章 コルプス・ミスティクムとしての教会・国家そして株式会社
  • 第3章 団体の概念―集団・団体・組織という交錯した概念を解きほぐす―
  • 第4章 団体としての株式会社
  • 第5章 カンパニー(集団)の会社観とコーポレーション(団体)の会社観―株式会社発生史の再検討―
  • 第6章 西洋におけるコルプス・ミスティクムと日本における「家」―「家の論理」と日本的経営―
  • 第7章 21世紀の株式会社をめぐる諸問題―グローバル社会におけるコルプス・ミスティクムの再生―