著者略歴

［著者］

古沢 昌之（フルサワ マサユキ）

1964年大阪府生まれ
1986年関西学院大学経済学部卒業。財団法人関西生産性本部入局。主として国際経営， 人事・雇用関連事業を担当1998年財団法人関西生産性本部業務部課長・財団法人社会経済生産性本部（現日本生産性本部）認定経営コンサルタント
2002年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
大阪商業大学総合経営学部専任講師
2004年大阪商業大学総合経営学部助教授（准教授）
2008年大阪商業大学総合経営学部教授
2009年博士（経営学：兵庫県立大学）
2012年英国レディング大学ヘンリービジネススクール客員研究員
2014年英国レディング大学ヘンリービジネススクールジョン• H ・ダニング国際経営研究所associate member（現職）。
2015年株式会社ダイヘン社外監査役（現職）
2017年近畿大学経営学部教授（現職）
2018年近畿大学大学院商学研究科教授（博士前期課程·博士後期課程担当）（現職）。
2018年近畿大学経営イノベーション研究所研究員（現職）。
2019年一般財団法人アジア太平洋研究所上席研究員（現職）。
専攻国際人的資源管理論，国際経営論
主要著書
「グローバル人的資源管理論J （単著）白桃書房， 2008年
「「日系人」活用戦略論」（単著）白桃書房， 2013年
「新興国における人事労務管理と現地経営J（共編著）白桃書房， 2015年
「安室憲一の国際ビジネス入門」（共編著）白桃書房，2019年
「現場イズムの海外経営J （共著）白桃書房， 1997年
「中国の労使関係と現地経営j （共著）白桃書房， 1999年
「対中ビジネスの経営戦略」（共著）荘蒼社， 2003年
「多様化する中小企業ネットワーク」（共著）ナカニシャ出版， 2005年
「新グローバル経営論」（共著）白桃書房， 2007年
「ケースブックビジネスモデル・シンキング」（共著）文渓堂， 2007年
「転換期を迎える東アジアの企業経営」（共著）御茶の水書房， 2011年
「多国籍企業と新興国市場J（共著）文浜堂， 2012年
Global Talent Management（共著） Springer, 2014年
「国際ビジネスの新機軸J （共著）同文舘， 2015年
International Human Resource Management（共著） Routledge, 2016年
「関西の復権の道ーアジアとの共生を梃として一」（共著）， 中央経済社， 2020年
「未来の多国籍企業」（共著）文涙堂， 2020年など
受賞
日本公認会計士協会「第37回学術賞ーMCS賞」(2009年）
多国籍企業学会「第1回学会賞」(2010年）
ABSRC Venice 2013 "Best Paper Award" (2013年）
異文化経営学会「2014年度学会賞（著書の部）」（2014年）
多国籍企業学会「第6回学会賞（入江猪太郎賞）」（2015年）
異文化経営学会「2017年度学会賞（論文の部）」（2017年）
多国籍企業学会「第11回学会賞（入江猪太郎賞）」（2020年）
所属学会
多国籍企業学会（代表理事・副会長・西部部会長）
国際ビジネス研究学会（理事）
異文化経営学会（理事•関西部会長）
Academy of International Business など

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 序章　本書の目的・研究方法・構成
• 第1章　多国籍企業における新たな人材オプションとしての「現地採用本国人」
• 第2章　在中国日系進出企業における人的資源管理上の諸課題―日中間の「異文化コミュニケーション摩擦」と日本人駐在員の「異文化適応問題」の視点から―
• 第3章　在中国日系進出企業における「言語政策」と「現地採用日本人の雇用」等に関する実証分析
• 第4章　現地採用日本人の「バウンダリー・スパナー」としての可能性と「キャリア」「職務満足」に関する実証分析
• 第5章　現地採用日本人の「バウンダリー・スパニング機能」の規定要因に関する実証分析
• 第6章　現地採用日本人の「雇用」と「バウンダリー・スパニング機能」に関するヒアリング調査報告―M-GTA(Modified Grounded Theory Approach)による分析―
• 第7章　本書の総括と日本企業への提言