経営学史研究の挑戦

経営学史学会 編

経営学史学会年報 第25輯〉
定価 3,245円(税込)本体2,950円
A5判並製 140頁
ISBN 978-4-8309-4996-8(4-8309-4996-1)
2018年5月18日発行
在庫あり
経営学史と実践との関連を本格的に探った論文集

経営学史学会第25回全国大会の報告を基に編纂された「経営学史研究の挑戦」と銘打った本書は、実践から距離を置くと思われがちな経営学史研究に関して、経営実践との関連、経営者教育実践との関連、実証主義的な経営学との関連を中心にした論文を配し、如何に経営学史研究が、実践ならびに実証研究に近接して、その基盤となるかを明瞭にする。

主要目次
  • 巻頭の言(勝部伸夫)
  • 第Ⅰ部 趣旨説明
  •  経営学史研究の挑戦(第8期運営委員会)
  • 第Ⅱ部 経営学史研究の挑戦
  •  1 経営学史研究の挑戦―その持つ意味―(吉原正彦)
  •  2 経営学史研究の意義を探って―実践性との関連で―(梶脇裕二)
  •  3 経営学の“実践性”と経営者育成論(経営教育学)の構想(辻村宏和)
  •  4 経営学の「科学化」と実証研究―経営学史研究の意義―(勝部伸夫)
  •  5 物語る経営学史研究(宇田川元一)
  • 第Ⅲ部 論  攷
  •  6 会社法における株式会社観の日独比較―私的所有物か公共物か―(山口尚美)
  •  7 日本企業の集団的意思決定プロセスの研究―組織論の分析視角と稟議制度―(浅井希和子)
  • 第Ⅳ部 文  献
  • 第Ⅴ部 資  料