〈際〉からの探究
国際研究の多様性

広島市立大学国際学部〈際〉研究フォーラム 編

〈広島市立大学国際学部叢書 8〉
定価 3,740円(税込)本体3,400円
A5判 202頁
ISBN 978-4-8309-4985-2(4-8309-4985-6)
2018年3月24日発行
分類:社会学
在庫あり

グローバリゼーションの逆進化ともいえる内向き現象が各国・各地域が顕在化してきた。あらためて〈際〉を問うことが求められているのではないだろうか。

主要目次
  • はじめに
  • 第1章 シンガポールの政治的安定と統治制度―立法・行政評議会改革を中心に―
  • 第2章 イギリス委任統治下のパレスチナにおけるスカウト運動
  • 第3章 五輪招致行動の「際」にみる様相―戦前の日伯スポーツ交流が1964 年東京五輪招致決定に与えた影響―
  • 第4章 教育の国際標準化に伴う各国の際立ち―PISA の受容をめぐるドイツとわが国の対応―
  • 第5章 情報デザイン教育におけるオンライン教材開発―ウェブデザインを題材として―
  • 第6章 日本における「孝」の諸相―仮名文学の「孝」を中心に―
  • 第7章 中国の人名用漢字について―日本人名のデータとの比較を通して―
  • 第8章 十二神祇神楽の伝承過程における2つの「段階」―定着的段階と生成的段階―
  • 第9章 コア技術展開型複合事業企業の国際戦略―オムロンの事例―