構造主義経済学の探究

宮川典之著

定価 3,850円(税込)本体3,500円
A5判上製 286頁
ISBN 978-4-8309-4976-0(4-8309-4976-7)
2018年1月31日発行
在庫あり
著者紹介
[著者]
宮川 典之(ミヤガワ ノリユキ)

1954 年に長崎県南有馬町(現南島原市)に生まれる
長崎県立島原高校を卒業後,同志社大学商学部へ進学する
その後早稲田大学大学院博士前期課程(経済学研究科)へ進学,
同大学院博士後期課程を経て,1988 年に岐阜教育大学専任講師となる
その後同大学助教授を経て,現在,岐阜聖徳学園大学教育学部および
同大学院国際文化研究科教授
その間,早稲田大学現代政治経済研究所および同社会科学研究所の特別研究員,
名古屋大学,南山大学等で兼任講師,本務校で図書館長・大学院国際文化研究科長
を歴任
著書
『開発論の視座─南北貿易・構造主義・開発戦略─』文眞堂,1996 年
『開発論の源流─新構造主義・ 幼稚産業論・学際的アプローチ─』文眞堂,2007 年
『一次産品問題を考える─史的考察・国際金融・大恐慌─』文眞堂,2009 年
『社会科学の発想─リベラルアーツの復権をもとめて─』北樹出版,2010 年
訳書
A. M. エルアグラ『EC の貿易政策─国際貿易の理論と政策─』(共訳)文眞堂,1992 年
H. M. シュワルツ『グローバル・エコノミー─形成と発展─』(共訳)文眞堂,2001/2002 年

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 開発論のパラダイム
  • 第2章 学説史にみる国際開発過程
  • 第3章 構造主義経済学者としてのカール・ポランニー―『大転換』を中心として
  • 第4章 構造主義経済学を捉えなおす
  • 第5章 構造主義経済学とデュアリズム
  • 第6章 サミュエルソンの自由貿易論と構造主義
  • 第7章 南北間格差の歴史構造