「内なるグローバル化」による新成長戦略と商社
世界人材・企業と拓く新生ジャパン

猿山純夫 監修/日本貿易会「内なるグローバル化と商社の役割」特別研究会 著

定価 2,420円(税込)本体2,200円
四六判上製 306頁
ISBN 978-4-8309-4964-7(4-8309-4964-3)
2017年10月20日発行
在庫あり
提言、21世紀の日本開国!?

海外に向けてのグローバル化を推進してきた日本、しかし日本国内のグローバル化は遅れている。世界に先駆けた我が国の人口減少、高齢化の克服にはヒト・モノ・カネ・情報などの双方向のグローバル化が不可欠である。外国人材活用、対内投資促進、それらを拡大するための対外広報活動を中心に「内なるグローバル化」促進への施策を提言、および商社の果たすべき役割を検討する。

主要目次
  • はじめに
  • 第1章 「内なるグローバル化」とは何か―世界の知恵と活力を日本に
  • 1節 一方向だったグローバル化―外からの人材・企業 なお低調
  • 2節 なぜ「内なるグローバル化」が必要か―革新促し 豊かさ引き寄せる
  • 第2章 海外からの人の受け入れ
  • 1節 日本の海外からの人の受け入れの現状
  • 2節 人材多様化に挑む商社―海外の事業創造を、国内にも新風期待
  • 3節 多様な働き方用意を―双方向の人材交流増やせ
  • 第3章 海外からの投資の受け入れ
  • 1節 拡大基調にあるが、国際的には低位にある対日投資
  • 2節 新たな価値を日本に―販路やパートナー確保で商社貢献
  • 3節 外国企業の不安解消を―税や規制見直し、挑戦引き出せ
  • 第4章 商社による日本発信と外国人支援―インバウンドの裾野広げる
  • 1節 商社の海外での放送事業と教育支援・国際交流
  • 2節 専門人材生かし対日ビジネスと国際交流を支援
  • 第5章 総括
  • 1節 なぜ、いま「内なるグローバル化」が必要なのか
  • 2節 ピンチをチャンスに変える発想を
  • 3節 「内なるグローバル化」とは21世紀の日本開国
  • 4節 新生オール・ジャパンを目指して
  • おわりに