企業紐帯と業績の研究【第2版】
組織間関係の理論と実証

境 新一 著

定価 3,960円(税込)本体3,600円
A5判上製 338頁
ISBN 978-4-8309-4942-5(4-8309-4942-2)
2017年5月10日発行
品 切
企業戦略と紐帯・最適化行動の関係を解明!

企業の持続成長に重要な役割を果たす組織間関係に注目し,「企業紐帯」と新たに定義した上で,戦略を媒介とする紐帯と業績の関係について,理論と実証の両面から解明。統計・グラフ等の数理的方法と事例分析を駆使して,日本と外資,ベンチャー,製造業・金融業・流通業の各業種・個別企業グループの最新の比較検証を加え改訂した待望の第2版。

主要目次
  • Ⅰ 総論
  •  第1章 序論
  •  第2章 分析視点,分析対象ならびに分析方法
  •  第3章 企業グループにおける紐帯と業績
  • Ⅱ 各論
  •  第4章 日本の30企業グループにおける紐帯と業績
  •  第5章 製造業グループの紐帯と業績
  •      ―東芝と日立製作所―
  •  第6章 金融業グループの紐帯と業績
  •      ―興銀と長銀における海外拠点―
  •  第7章 流通業グループの紐帯とその変容
  •      ―COSTCOとイトーヨーカ堂―
  •  第8章 ベンチャー企業の企業紐帯と戦略経営に関する考察
  •      ―新興株式市場の企業ケーススタディを通して―
  •  第9章 企業紐帯と業績 その後の変遷
  •      ―1995年-2016年の3業界における比較を通して―
  • Ⅲ 総括
  •  第10章 結論と展望