21世紀ICT企業の経営戦略
変貌する世界の大企業体制

夏目啓二編著

〈龍谷大学社会科学研究所叢書 第114巻〉
定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判上製 273頁
ISBN 978-4-8309-4922-7(4-8309-4922-8)
2017年2月28日発行
在庫あり
21世紀の多国籍企業論 

20世紀では考えられなかった事態が,起きている。21世紀の世界では先進国の多国籍企業,とくに日米多国籍企業に加えて,新興国の多国籍企業,とくに,韓国,台湾,中国,インドの多国籍企業の台頭が著しい。なぜだろうか。本書は,ICT産業を切り口に世界の多国籍企業の経営戦略と,その社会的影響を分析。

主要目次
  •  序 章 21 世紀ICT企業の経営戦略
  • 第1部 先進国大企業の経営戦略
  •  第1章 21世紀の世界とアメリカ多国籍企業
  •  第2章 「電子立国・日本」の衰退と日本企業システムの変容
  • 第3章 日本半導体製造装置産業の持続的競争優位性に関する考察
  •  第4章 日本企業の「グローバル採用」と人事制度改革
  • 第2部 新興国大企業の台頭と経営戦略
  • 第5章 中国の多国籍企業化の現状と発展途上国多国籍企業論への意味
  • 第6章 インド地方都市におけるICTサービス産業立地と成長機会
  • 第7章 モバイル時代におけるレノボ社のクロスボーダーM&A
  • 第3部 新興国と先進国とのグローバル企業間競争
  •  第8章 韓国モバイル産業における部品の調達戦略
  •  第9章 ICT時代におけるサムスン電子のスマートフォン戦略
  •  第10章 鴻海とシャープの経営の相違および買収後の展望
  •  結 章 タックスヘイブンと変貌する世界の大企業体制
お知らせ

書評紹介『21世紀ICT企業の経営戦略』
 夏目啓二 著『21世紀ICT企業の経営戦略 ー変貌する世界の大企業体制ー』の書評が「経済」第267号に掲載されました。

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 夏目啓二 著『21世紀ICT企業の経営戦略 ー変貌する世界の大企業体制ー』の書評が「経済」第267号に掲載されました。