2020年に挑む中国
超大国のゆくえ

厳善平・湯浅健司・日本経済研究センター 編

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判並製 269頁
ISBN 978-4-8309-4909-8(4-8309-4909-0)
2016年7月15日発行
在庫あり
日中の第一線の研究者が、中国の構造改革の実像に迫る!

短期的な経済の動向だけでは中国の実力は判断できず、中国指導部が目指す方向を見誤ると、将来は予想できない。本書は日中の第一線の研究者がテーマ別に分析、2020年の「100年目標」達成に向けて現在、中国の指導部が何を考え、どのような方向に導こうとしているのかを明らかにする。

主要目次
  • 第1章 「新常態」の中国と改革の意味
  • 第2章 中国経済の現状と将来のリスク―2020年までは安定成長を維持
  • 第3章 中央と地方の関係見直す税財政改革―財源調達を多様化,基礎年金の確立も
  • 第4章 段階的に進む金融システムの改革―資本の完全自由化には慎重姿勢も
  • 第5章 国有企業改革,市場経済化の焦点に―微妙に揺れる政府の姿勢,進展に時間
  • 第6章 人口問題,少子高齢化への挑戦―カギ握る戸籍・定年制度改革の成否
  • 第7章 2017年党大会と習近平政治の今後―独自色打ち出し,闘争を乗り切る
  • 第8章 中国の外交,積極展開で影響力拡大―「一帯一路」で広域協力圏を構築
  • 第9章 環境問題と向き合う中国―関連産業の育成で巨大市場が出現
  • 第10章 世界の中の「日中関係」―2020年に向け信頼築き「王道」を
  • 第11章 中国ビジネスの将来像―成熟化,高度化の波を捉えよう
  • 終章 第13次5カ年計画の概要
お知らせ

新聞紹介『2020年に挑む中国』
 厳善平著『2020年に挑む中国―超大国のゆくえ』が日本経済新聞(2016年8月28日)短評に掲載されました。

お知らせ

新聞紹介『2020年に挑む中国』
 厳善平著『2020年に挑む中国―超大国のゆくえ』が日本経済新聞(2016年8月28日)短評に掲載されました。