社会科学専門図書出版 文眞堂(文真堂)

『豊田家紡織事業の経営史』

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あとがき

本書は,私が東海学園大学に勤務していた14 年半の間に,勤務のあいまに国立国会図書館,東京大学経済学部図書館,東海学園大学図書館,地域の図書館,豊田紡織㈱本社等で収集した資料をもとに執筆した原稿をまとめ,学術書風の書物に仕上げたものである。東海学園大学の14 年半の勤務のうち8 年は学部長や研究科長,学校法人理事という管理職をつとめたため,自分の研究に携わる時間は限られていたが,教育重視のあまりに,ともすれば研究が軽視されがちな環境の中で,大学の教育は研究と不可分であるという私の考えを関係者に認めてもらう必要もあって,いわば意地になって取り組んできた作業の結果についての報告でもある。

本書のテーマである豊田家の事業史に私が取り組むようになった契機は次の二つのことであった。ひとつは,私が大学院で修士論文の指導をした院生のひとりが,論文のテーマとして豊田家の紡織事業を選び,その指導をする必要から私自身も院生と一緒にその歴史を調べるようになったことであり,もうひとつは,東海学園大学が大学院修士課程(経営学研究科)を設置する際に,学長の指示を受けて私がその設置事務を中心的に担ったのだが,その際に新設する研究科の研究教育課程の特徴としてグローカルな実証研究を強調したことであった。そしてそこで念頭にあったのは,大学の三好キャンパスがトヨタ自動車㈱本社の近くにあり,同社がまさにローカルな活動から出発しながら,グローバルな企業に発展した典型的な企業であったから,この展開過程を実証的に研究することによって,経営学の実証研究に新たな成果を加えることができるのではないかという直観であった。

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【参考:配本書店検索】