社会科学専門図書出版 文眞堂(文真堂)

『ドラッカー』

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    目  次

  • はしがき
  • 序 章 文化と文明の懸け橋としてのマネジメント(上田惇生)
  • 世界観に着目する/必然の進歩は幻想である/イズムなしで成立する世界は可能か/「現実」を現実的に説明する力/ドラッカーのポストモダン
  • 第Ⅰ部 人と思想
  • 第1章 脱「昨日の世界」の哲学―ウィーン、フランクフルトの時代(井坂康志)
  • 人物像/出生と幼年時代/ウィーンとギムナジウムの時代/ギムナジウムの果実/過去の都/フランクフルト時代/基礎的視座の形成/二人の保守主義者―シュタールとバーク/ヴァルター・ラーテナウ―思想としてのマネジメント/西洋文明の崩壊と再生
  • 第2章 ポストモダンの哲学(上田惇生) 
  • ドラッカーの守備範囲/人、社会、マネジメントはすべてつながっている/関心は文明にあり/社会生態学とは何か/見ることがあらゆることの基本/「このポストモダンの世界」
  • 第3章 二人の社会分析家―オースティンとドラッカー(三浦一郎) 
  • ジェイン・オースティンのイメージ/ジェイン・オースティンの世界をめぐって―『自負と偏見』を中心に/『自負と偏見』のストーリー/恋愛と結婚、そして地位と財産/ドラッカーの結婚と母たち/反対する母たち/女性と専門職業/結婚の遅れた理由―プロの職業婦人としてのドリス/アメリカへの移住/結婚生活の回顧/「知識労働と男女の役割分担」について/ドラッカーはなぜジェイン・オースティン『自負と偏見』を愛好したのか
  • 第Ⅱ部 知的世界
  • 第4章 イノベーションの発明(坂本和一) 
  • マネジメントの発明、イノベーションの発明/「マネジメントの発明」とは何か/経営者の支配に「権力の正統性」はあるのか/ドラッカーの転換を導いたもの/「マネジメントの発明」から「イノベーションの発明」へ/シュンペーターによる「イノベーションの発見」/『断絶の時代』『マネジメント』におけるイノベーションへの言及/『イノベーションと企業家精神』による「イノベーションの発明」/『イノベーションと企業家精神』の体系/『イノベーションと企業家精神』が求められた背景―「断絶の時代」の到来/『断絶の時代』の説いた「断絶」
  • 第5章 事業活動の両輪―マーケティングとイノベーション(三浦一郎)
  • 年来の課題/マーケティングとイノベーションの区別/マーケティングの扱いの発展/イノベーションの扱い/マーケティングとイノベーションの連結/マネジリアル・マーケティングと「技術革新のマーケティング」/ドラッカーの述懐/改めて『イノベーションと企業家精神』第一九章について
  • 第6章 戦略論の地平―マネジメント・スコアカードの有効性をめぐって(藤島秀記)
  • マネジメント・スコアカード/MSCとの出会い/多様な事業領域に複数の戦略目標を提示すること/ドラッカー・マネジメントの特質は何か/使命とヴィジョン/市場分析と事業の定義/繁栄し永続する経営モデル/目標設定の五原則/四つのフィールドの具体的な要素
  • 第7章 非営利組織における展開(島田 恒) 
  • 非営利組織への関心/変わらざるドラッカー―その思想的基盤/自由と機能/変わりゆくドラッカー―産業社会の構想と挫折/多元的組織社会―非営利組織への期待/成果を上げる非営利組織/非営利組織への実践的サポート
  • 第8章 知識、技術、文明(井坂康志) 
  • ドラッカーの技術論/人と技術/知覚と脱近代への企み/人間の延長/技術のメディア論的次元/技術の発見―マクルーハンとドラッカー/技術の機能条件と脱近代への試み―印刷技術の解釈をめぐって/認識作用の能動的性格/文明の対話装置/銀河を越えて
  • 第9章 社会生態学―知の新領域を開く(阪井和男) 
  • 社会生態学とは何か/観察の方法/パターンとリズムの世界/還元不能の世界/日本の断絶―「劣化する知性」の問題/自己組織化臨界現象/地殻変動の諸相/東日本大震災後の世界―リーダーを育てる
  • 第Ⅲ部 実  践
  • 第10章 コンサルタントとしてのドラッカー(伊藤雅俊) 
  • 大恐慌の怖さを知る世代/日本も世界も大変な時代に/潮目で見る/商売の原点/歴史家としての顔/経験から感じること
  • 第11章 社会生態学者ドラッカーに学ぶ(小林陽太郎) 
  • 時流に乗らない知的姿勢/多元的な世界の観察者/企業の目的は何か/社会の側からとらえたミッション/リベラル・アーツの復権
  • 第12章 『現代の経営』と私の経営(茂木友三郎) 
  • 刺激を受けコロンビア大学に/日本人初のMBA取得/アメリカで醤油を売る/海外マーケティング戦略/大切なのは真摯さ
  • 第13章 革新こそが新たな伝統を生む(小仲正久) 
  • ドラッカーの忠告/グローバル化の真の意味/アドベンチャーをテーマに
  • 第14章 学びと実践(酒巻 久) 
  • ドラッカーならどう考えるか/目標を具体化する/古いものを上手に捨てる/手段を明確にする/社外でも検証する
  • 終 章 リベラル・アーツとしてのマネジメント(野中郁次郎) 
  • ドラッカー研究の意味/一貫してジャーナリスト/「顧客の創造」との出会い/研究を触発した知識の概念/大局をとらえる能力をドラッカーに学ぶ/実践の只中で考え抜く
  • 〈関連論考〉
  • コンサルタントの条件(ピーター・F・ドラッカー/ジョン・F・ギボンズ(聞き手))(井坂康志/訳)
  • はじめに/私は代打ではない/顧客が必要とするものは何か/「経営者の先生」/組織はマネジメントされていない/コンサルタントは教育者か/コンサルティングを引き受ける尺度/若いマネジャーに必要な姿勢/全世界が図書館/専門家の責任/奏者と指揮者/マーシャルとスローン
  • 索  引