真の国益を問う！TPP推進論の決定版！
正念場を迎えた日本の通商戦略。TPP参加は、なぜ日本にとって戦略的に重要な選択であるのか。日本の真の国益は何か。本書は、TPPの意義、TPP交渉の現状と課題、日本の対応など様々な視点から鋭く考察。第一線で活躍する研究者たちが執筆陣に参加したTPP推進論の決定版。
主要目次
- 第Ⅰ部 TPPの意義と背景
- 第1章 TPPと新たな通商秩序：変わる力学（馬田 啓一）
- 第2章 TPPと東アジアのFTAのダイナミズム（石川 幸一）
- 第3章 TPPとASEAN経済統合―統合の加速と緊張―（清水 一史）
- 第4章 アジア太平洋地域における貿易円滑化とTPP（前野 高章）
- 第Ⅱ部 TPP交渉の論点
- 第5章 TPP交渉の現状と行方（高橋 俊樹）
- 第6章 TPPの内容と特徴：日本への影響（中川 淳司）
- 第7章 TPPと米韓FTAの検証（高安 雄一）
- 第8章 法的観点から見たTPP物品市場アクセス（梅島 修）
- 第Ⅲ部 TPPと日本の選択
- 第9章 日本の通商政策の系譜とTPP（渡邊 頼純）
- 第10章 TPPは経済成長を促進する（戸堂 康之）
- 第11章 TPP亡国論の検証（山下 一仁）
- 第12章 TPP参加と日本の農業再生（本間 正義）
- 第13章 TPPと日本の進むべき道（木村 福成）
お知らせ
掲載誌紹介：『TPPと日本の決断』
『エコノミスト』2013年3月12日特大号の「話題の本」のコーナーで紹介されました。
企業の技術戦略と国際公共政策
高まる地政学的リスクとアジアの通商秩序：現状と課題、展望
変質するグローバル化と世界経済秩序の行方：米中対立とウクライナ危機による新たな構図
経済安全保障と半導体サプライチェーン
国際経済学入門
脱炭素・脱ロシア時代のEV戦略：EU・中欧・ロシアの現場から
RCEPと東アジア
国際経済ルールの戦略的利用を学ぶ
アジア経済論
米国通商政策史
やさしく学べる経済学
岐路に立つアジア経済：米中対立とコロナ禍への対応
ミクロ・マクロ経済理論入門
これからの東アジア：保護主義の台頭とメガFTAs
現代開発経済入門
アジアダイナミズムとベトナムの経済発展
資本主義はいかに築かれたか：ロシア・中央アジア・中東欧での30年の経験から
揺らぐ世界経済秩序と日本：反グローバリズムと保護主義の深層
アジアの経済統合と保護主義：変わる通商秩序の構図
一帯一路の政治経済学：中国は新たなフロンティアを創出するか
米国通商政策リスクと対米投資・貿易
アジア共同体構想と地域協力の展開
検証・アジア経済：深化する相互依存と経済連携
グローバル・エコノミーの論点：世界経済の変化を読む
ASEAN経済共同体の創設と日本
TPPの期待と課題：アジア太平洋の新通商秩序
現代日本経済の論点：岐路に立つニッポン
日本企業のアジアFTA活用戦略：TPP時代のFTA活用に向けた指針
新・アジア経済論：中国とアジア・コンセンサスの模索
ASEAN経済新時代と日本：各国経済と地域の新展開
現代ASEAN経済論
ASEAN経済統合の実態
メガFTA時代の新通商戦略：現状と課題
FTA戦略の潮流：課題と展望
国際関係の論点：グローバル・ガバナンスの視点から
欧州新興市場国への日系企業の進出：中欧・ロシアの現場から
TPP交渉の論点と日本：国益をめぐる攻防
通商戦略の論点：世界貿易の潮流を読む
ASEAN経済共同体と日本：巨大統合市場の誕生
グローバル貿易の針路をよむ
日本の新通商戦略：ＷＴＯとＦＴＡへの対応
やさしく学べる国際政治経済
詳細かつ明解 ゼロからの貿易実務
国際貿易：グローバル化と政策の経済分析