移行と開発の経済学【改訂新版】
ロシア移行期経済と新パラダイム

左治木吾郎 著
 

定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判上製 313頁
ISBN 978-4-8309-4774-2(4-8309-4774-8)
2013年3月25日発行
在庫僅少
ロシア資本主義を移行と開発の視点から考察!

社会主義崩壊後のロシア経済においては,「移行と開発の経済学」の形成が急がれている。本書はその方向性を,グローバリゼーションの進展及びその対抗関係にある経路依存的アプローチに焦点をあてる形で提示。併せて,今世紀に入ってからの経済発展,新動向を「21世紀ロシア資本主義の現段階」に基づき考察。

主要目次
  • 1章 ソ連・東欧社会主義の崩壊と南北問題
  • 2章 政治経済学の変遷と「移行と開発」へのアプローチ
  • 3章 ソ連計画経済からロシア市場経済へ
  • 4章 1990年代(~1998年)ロシア移行期経済の動向と実態
  • 5章 開発政策の変遷とロシア移行期経済
  • 6章 ロシアへの経済援助と開発政策
  • 7章 市場経済化及び開発をめぐる認識の枠組みと課題
  • 8章 21世紀ロシア資本主義の現段階とその展望