多国籍企業と新興国市場

大石芳裕・桑名義晴・田端昌平・安室憲一 監修 多国籍企業学会 著
 

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判上製 370頁
ISBN 978-4-8309-4768-1(4-8309-4768-3)
2012年10月1日発行
在庫あり
学界、産業界へ新たな提言。総合的研究書。

世界経済の基調が拡大から縮小へと変化し大不況が蔓延する今日,多国籍企業の戦略的関心は,如何に新興国(BRICs)との連携を拡大し,かつ60億人の低所得者市場(BOP)を取り込んで行けるのかに集まっている。それが企業の持続的な発展に繋がるからだ。そのためには環境の保全に配慮すること,また異文化市場における新しいCSR(企業倫理と社会的責任)体制の構築も必要となる。本書では18人の気鋭な多国籍企業の研究者がこうした問題と勇敢に取り組み研究しその成果を世に問うている。

主要目次
  •  序章 多国籍企業と新興国市場
  • 第1部 新多国籍企業論
  •  第1章 多国籍企業の史的検討
  •  第2章 海外直接投資と新興国の発展・新興国企業の成長
  •  第3章 新興国系多国籍企業の市場参入戦略モデル
  •  第4章 新多国籍企業論―南北モデルの解消
  • 第2部 新興国市場開拓戦略とマネジメント
  •  第5章 多国籍企業のビジネスプラットフォームと新興国市場開拓
  •  第6章 新興国市場への製品戦略
  •  第7章 新興国市場開拓と・人材マネジメント
  •  第8章 戦略的CSRと新興国市場
  • 第3部 多国籍企業とBRICs
  •  第9章 ブラジル進出日系企業における人的資源管理
  •  第10章 ロシア市場進出戦略
  •  第11章 インドにおける日系海外子会社の自立的成長
  •  第12章 中国市場への市場参入と三層構造のネットワーク
  • 第4部 多国籍企業とBPOビジネス
  •  第13章 BOPビジネスの座標軸
  •  第14章 BOPビジネスの可能性
  •  第15章 連携による開発途上国への参入
  •  第16章 多国籍企業のBOP戦略とソーシャル・ビジネスの分析視覚
  •  第17章 日系企業におけるBOPビジネスの現状と課題
お知らせ

書評:『多国籍市場と新興国市場』
 『世界経済評論』2013年3/4月号に書評が掲載されました(評者 吉原英樹氏)。

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掲載誌紹介:『多国籍企業と新興国市場』
  『月刊グローバル経営』12月号のBooksのコーナーで紹介されました。

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紹介記事:『多国籍企業と新興国市場』
  朝日新聞社広告局のホームページ、「聞き耳情報局」のコーナーで紹介されました。

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書評:『多国籍市場と新興国市場』
 『世界経済評論』2013年3/4月号に書評が掲載されました(評者 吉原英樹氏)。

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掲載誌紹介:『多国籍企業と新興国市場』
  『月刊グローバル経営』12月号のBooksのコーナーで紹介されました。

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紹介記事:『多国籍企業と新興国市場』
  朝日新聞社広告局のホームページ、「聞き耳情報局」のコーナーで紹介されました。