貨幣は商品金である、あったという通説を国際通貨ドルを舞台に正すのが本書のメッセージである。米国金融機関の国際的展開、東南アジアのドル選択、グローバル金融資本主義のダイナミズムから、脱ドル・通貨同盟・複数基軸通貨論の虚構を問い、「貨幣の世界システム」となったドル本位制の現在を描写。
貨幣は商品金である、あったという通説を国際通貨ドルを舞台に正すのが本書のメッセージである。米国金融機関の国際的展開、東南アジアのドル選択、グローバル金融資本主義のダイナミズムから、脱ドル・通貨同盟・複数基軸通貨論の虚構を問い、「貨幣の世界システム」となったドル本位制の現在を描写。
貨幣と国家：資本主義的信用貨幣制度の生成と展開
歴史の中の貨幣：貨幣とは何か
日本の経済社会を考える
カーボンニュートラルをめぐる世界の潮流：政策・マネー・市民社会
ポスト・ブレグジットのイギリス金融：政策・規制・ペイメント
国際金融論のエッセンス
これさえ読めばすべてわかる国際金融の教科書
アメリカ金融仲介システムの動態
｢ドル化」政策の検証