ジェンダー型企業社会の終焉
組織論的考察

中野裕治 著
 

定価 2,860円(税込)本体2,600円
A5判 224頁
ISBN 978-4-8309-4552-6(4-8309-4552-4)
2006年5月発行
在庫あり

90年代初頭より本格化した「規制緩和」と「機会均等」圧力は,男子正規従業員中心の従来型=ジェンダー型企業社会そのものの変革を求めてきた。本書は人間本性論に照らして,日本型=組織主義的資本主義体制の歴史的妥当性を主張しつつ,均衡ある経済社会の実現へ向けて「生産者の論理」から「生活者の論理」へのパラダイム転換の必要を説く。